オンライン配信のためのカメラ選びと三脚選び

2021.03.15 2021.07.20
オンライン配信のためのカメラ選びと三脚選び

今回はオンライン配信に向いているカメラの選び方とおすすめカメラについてご紹介いたします。

オンライン配信おけるカメラ選びは、企画(用途)と、どれだけ映像のクオリティにこだわるかによって変わってきます。

どんなオンライン配信を行いたいのか、どれだけ映像にこだわるのか、を基準に選びましょう。

オンライン配信におけるカメラの選び方

オンライン配信は基本、カメラを2台以上使用して行います。
理由は、カメラ1台では映像の変化(切り替わり)がなく、配信映像としてはつまらなくなってしまうからです。

2台使用したオンライン配信と、1台しか使用していないオンライン配信では離脱率に大きな影響を及ぼすので2台以上使用して、オンライン配信を行うと良いと思います。

1人を映すタイプの小規模なオンライン配信を行う場合、2台カメラがあると切り替えができるようになるので飽きさせないオンライン配信ができます。

小規模なオンライン配信事例

また、2人を映し出すオンライン配信の場合は「2人を抜くカメラ」と「ひとりひとりを抜くカメラ」で合計3台は必要です。

2名を映し出すオンライン配信事例

上記の例のように、オンライン配信の規模や人数を意識して用意するカメラの台数を決めましょう。

では、早速どんなカメラを購入するのが良いのかご説明します。

結論から言うと、オンライン配信に最も適したカメラは「売れているカメラ」です。
売れている。ということは、何かトラブルが起きたときの対処法や使い方がウェブサイトやYouTubeで発信されているからです。

売れているカメラは販売する側の企業も、もっと売り込みたいため、購入後のサポートに力を入れています。

また、機械は必ず壊れる物なので、壊れた時のサポートやアフターケアがしっかりしているかどうか、という視点で選ぶことをおすすめします。

その他にも「売れているものを買っておくべき」というのは、配信準備の際にカメラが壊れてもいざという時にレンタルできる可能性や近くのショップで、販売されている可能性が高いというのが理由に挙げられます。

例えば、現場のリハーサル中にカメラを倒してしまい壊れてしまった!。
といったこともあるため対処できる方法や場所が多いに越したとこはありません。

その他の選び方としては規模や用途によって購入するカメラを決めましょう。

オンライン配信におけるカメラ選びの注意点

カメラを購入する際に注意するポイントが2つあります。

1つ目は、カメラに接続するHDMIの種類と長さを確認すること。
2つ目は、カメラにACアダプタがついているか確認すること。

1つ目 カメラに接続するHDMIの種類と長さを確認することですが
オンライン配信で使用するカメラは、PCやスイッチャーと繋ぐためにHDMIが備わっているカメラを購入する必要があります。
中にはHDMIが備わっていないカメラもあるので気をつけましょう。

また、HDMIは3種類あるので気をつけましょう。

「HDMI端子」「ミニHDMI端子」「マイクロHDMI端子」の3種類、それぞれ大きさが違うのでカメラに合ったHDMIを選びましょう。

その他、配信する会場に合った長さのHDMIを購入するように注意しましょう。
HDMIはあるけどカメラとPCとの距離が足りない…なんてことがあるからです。

2つ目 カメラにACアダプタがついているか確認することですが

オンライン配信は基本的にカメラを充電しながら配信を行います。

配信している際にカメラによっては消費する電力と充電する電力の差により、
充電しながら配信していても消費電力の方が大きくバッテリーが減っていくカメラがあります。

充電していても充電が減っていくカメラはACアダプタを使用しないカメラに多く、

USBケーブルを使って充電するため、消費する電力の方が充電する電力より大きくなります。

ACアダプタを使用できるカメラはACアダプタを挟むことにより、電力が変換されるので充電する電力の方が大きくなるためバッテリーが切れることはありません。

なお、ACアダプタが使用できないカメラでも数時間は配信できるので、小規模で1時間~1時間半くらいのオンライン配信では問題ありません。

カメラを使用していくとバッテリーの劣化などもあるのでカメラを購入する際には、ACアダプタがついているか確認して購入することをおすすめします。

ACアダプタがないカメラ

SONY ZV-1(10万円)

※配信可能時間 3時間~5時間ほど

参考までに、カメラには「民生機」と「業務用」があります。

簡単に説明すると製品は同じですが「民生機」は一般人に向けられたもので、「業務用」はプロ向けに販売されたものです。

業務用の長所は、アフターケアや修理サポート、業務危機に特化したパッケージが追加されており「常に使い続けられる状態が保障される」ところです。

一方で民生機の場合は、壊れたら買い替えとなります。
「業務用」は修理ができるので、1~3割くらい高くなりますが業務用を購入することをおすすめします。

実はオンライン配信で、最強なビデオカメラ

オンライン配信には業務用(サポート付き)のビデオカメラがおすすめです。

4Kのビデオカメラを購入するか、フルHDのビデオカメラを購入するか。
ズームが何倍まで可能か。によって映像のクオリティに変化はでますが、次の用途で使用する分には問題ありません。

  • オンラインセミナー
  • 講演会
  • 会社説明会など

ビデオカメラは小規模~中規模くらいのオンライン配信におすすめです。

画質にこだわりたい方は4Kをおすすめしますが、画質に特に拘らない場合はフルHDのビデオカメラで充分です。

また、中規模配信に使用する場合は会場の広さに注意して購入しましょう。

ビデオカメラを購入したけど、思ったより会場が広くてズームしても小さくなってしまう…
なんてこともあるので、購入の際には気をつけましょう。

今回ご紹介するビデオカメラはこれくらいの会場でもご使用いただけます。

中規模配信 人事院の配信実績

おすすめのメーカは、SONYやPanasonicです。
SONYやPanasonicは「映像」に強く、これまで業界を牽引してきた存在だからこそ、購入するならどちらかが安心です。

また、ビデオカメラは運動会や学校行事、旅行など基本的に一般の人が使用します。
元気な子供を撮影するために使われれることが多く、そこにビデオカメラが最強な秘訣があります。

例えば、使用できるまでに時間もかからないですし、設定もしなくて済みます。
ビデオカメラの電源を入れて録画ボタンを押すだけで使えてしまうので、オンライン配信初心者にはとても向いています。
また、子供が遠くにいても、ちょうどよく映るようにオートズーム機能が作動する機種や手動操作を想定して手ぶれ防止機能が装備されています。

オンライン配信に必要なHDMIを繋げる接続口もついている場合がほとんどなのでライトなオンライン配信やセミナー程度であればこのビデオカメラで十分です。

今回は二種類紹介します。

SONY FDR-AX45 約10万円

SONY FDR-AX45

4Kの撮影が可能で、レンズとセンサーが一体になり、カメラ本体が動いても空間光学ユニットがバランスを保つので、ズームしても、動きながらの撮影でも、手ブレを抑えて安定した映像を撮れるのが、ソニー独自の「空間光学手ブレ補正」。さらにHD撮影時には「インテリジェントアクティブモード」に対応し、ワイド撮影時は約15倍ブレない(*)安定した映像配信を行えるビデオカメラです。小規模~中規模会場にご利用いただけます。

SONY FDR-AX45 約3万円

SONY-HDR-CX470

バッテリーを含めた撮影時重量が215gと軽量で手持ちでの長時間撮影や、持ち運びでの負担を軽減し女性でも非常に扱いやすいビデオカメラとなっております。特段オンライン配信に特価しているわけではないが、この価格で最大26.8mmの広角レンズと光学30倍のズーム機能が付いていますので、小規模~中規模会場での配信にはおすすめです。

10万円前後で買えるYouTuber御用達のカメラ

手軽に購入でき売れているおすすめカメラは、「Sony ZV-1」です。

SONY ZV-1(10万円)

SONY ZV-1

YouTubeの撮影やYoutubeライブに特化しているカメラです。

ZV-1特有の機能として撮影中に自動で背景のぼやかし、オートフォーカスができる「背景ボケ切り換え機能」や商品レビュー動画を撮影する際に、顔と商品の間のスムーズなフォーカス移動を可能にする「商品レビュー用設定」など、ボタン1つで設定できプロが撮影したような絵を自動で撮ることができます。

また、パソコンやスマートフォンにUSBやHDMIで接続することにより、キャプチャーボード無しでWEBカメラとして使用(オンライン会議やライブ配信で使用)することができます。

綺麗な映像が取れることから重宝されているカメラになります。

「Sony ZV-1」はすごく人気で

インターネット上に情報も沢山出ています。
また、売れているからこそメーカーサポートも充実していますし、YouTubeに使い方などもたくさん投稿されているため操作や設定の方法がわからなくても、安心して購入していただけます。

カメラの中では安価なモデルで、万が一オンライン配信中に壊れてしまった場合、近くの家電量販店にて買い替えることができるのもポイントです。

配信用途として

「商品紹介・サービス紹介」で特に重宝されます。

綺麗に映りますしオートフォーカスで商品にピントが合うようにしてくれます。

また、その他にも小規模な「オンラインセミナー」に使用できます

小規模な「商品紹介・サービス紹介」の事例

綺麗な映像を配信したい場合に使うカメラ

ここまでオンライン配信におけるカメラ選びは、設定がわかりやすく安定して撮れるビデオカメラやボタンひとつで綺麗な映像を撮ってくれるカメラを説明しました。

ここでご紹介するカメラは手動で設定しクオリティを上げた綺麗な映像を配信したり、企画(用途)にこだわりたい方へおすすめのカメラをご紹介します。

ご紹介するカメラはPanasonic「GH-5」とSONYの「α7III」です。
この2つのカメラは綺麗な映像を配信できるカメラです。

Panasonic「GH-5」

Panasonic GH-5

SONYの「α7III」

Sony α7Ⅲ

どちらもプロが認める人気の製品です。

サポート体制も万全で、どこでも販売されています。これらの製品はロングセラーで人気があり、トラブルが起きた時の対処法もインターネットの記事や公式ホームページに掲載されています。

YouTubeライブを使って個人でオンライン配信を行う場合は「SONY ZV-1」のカメラが一番おすすめですが、カメラを複数台使用したり画質が必要な配信の場合は機材トラブルが少ない点で上記2つをあげさせていただきました。

また、紹介した2つのカメラを購入する場合はレンズと本体で別の価格になります。
画質は「Sony α7Ⅲ」の方が綺麗ですが、レンズの価格や本体の価格は「Panasonic GH-5」の方が安価ですので操作にどれくらいこだわるのか?にもよりますが、価格の違いも選ぶときの参考にしてみてください。

中規模で画質にこだわった配信事例

配信用途に合わせたカメラの技術、選び方

「卒業式や学校行事」「商品紹介・サービス紹介」「イベント系」のオンライン配信を行う場合は、安定し且つ安心できるビデオカメラ、併せて+でより綺麗に撮れるカメラを用意することをおすすめします。

卒業式を例にすると
生徒全体の映像や広角レンズでクッキリ映し出す場合は、先ほど紹介した安定するビデオカメラで問題ありません。

一方で入場や卒業証書授与のタイミングは個々が主役となるポイントなので、綺麗に映すことができる「Panasonic : GH-5」や「Sony : α7Ⅲ」を使うと動画を撮っている側も綺麗な映像が確認できオンライン配信としてクオリティの高いものに仕あげられます。

こういった事を踏まえてオンライン配信の用途や規模、求めるクオリティに合わせて購入する機材を変えてみるのも一つの方法です。

安定性に特化したカメラ

SONY ZV-1(10万円)

綺麗な画質のカメラ

本格的にオンライン配信を行いたい人向けのカメラ

本格的にオンライン配信を行いたい人向けのカメラをご紹介します。

上記で説明した機材は、オンライン配信の現場で使われることが少ないです。

価格が安いカメラや今回紹介したビデオカメラはコンパクトかつ、はじめての人でもわかりやすく画面が整理されているためトラブルが起きた際に瞬時に変更できないからです。

現場でトラブルが起きた際に画面を見てメニューを開いて設定を変更して、という時間がオンライン配信だと命取りです。トラブルが起きた際には瞬時に変更できるようにする必要があります。

また、配信画面やシーンの切り替え時も同じくカメラの設定を瞬時に切り替える必要が出てくる場合があります。

プロが使っているカメラはボタンがカメラにたくさんついています。

これはオンライン配信や撮影をしている際に画面設定を確認しなくても、ボタンひとつで設定を切り替えられるようにするためです。

それくらい現場の対応力が必要になってきます。

おすすめのビデオカメラはPanasonic HC-X2000 30万円です。

少し価格は高いですが今後本格的に始めたい方にはおすすめです。

hc-x2000.

スポーツ配信

スポーツ中継はプロの世界でも、各種専門の会社ができているほど凄く難しい分野です。

視聴者が見たいと思うシーンを想定し作成するため、ルールも細かく理解していなければならないからです。

どのカメラを購入しても凄く難しく経験が必要になります。そして、三脚やレンズなども最高の物を揃える必要があります。

スポーツの専門知識がある方がカメラ操作を練習し技術を習得するか、もしくはプロに依頼するのが良いでしょう。

カメラに合わせた三脚選び

三脚選びは、固定したまま使うのか、操作しながら使用するのかによって選択方法が異なります。

スチール(写真)用

しっかり固定できるため非常に重く、移動し操作しながらの撮影には摘していません。

ビデオ用

滑らかに動いて滑らかに止められるようにできています。その分スチール用の三脚よりは高価で手入れも大変です。

記者会見では、狭いスペースでも安定し且つ揺れない三脚を保持しなければならないため、大小関わらず足先を固定できる「グランドスプレッダー」を使うことがおすすめです。

一般的に三脚は重ければ重いほど良いと思われがちですが、用途に併せた必要性によって揃えることが重要です。

ステンレスやカーボンの素材は屋外仕様になっています。

屋外仕様の三脚は屋内で使っても問題ありませんが、部屋の中限定の三脚は屋外で使用できませんので注意が必要です。

配線との兼ね合いや何台のカメラで何人のカメラマンがいるのか等、考慮して購入することをおすすめします。

オンライン配信のためのカメラ選びまとめ

今回はカメラの選び方についての紹介でした。

どこまでオンライン配信の映像にこだわるのかによりますが、小規模~中規模なオンライン配信で購入すべきカメラがわかったと思います。

簡単なオンラインセミナーやサービス・商品紹介はSONY FDR-AX45 などのビデオカメラを購入して、オンライン配信を行うのがおすすめです。

商品紹介や学校行事など、綺麗な映像を届ける配信を行いたい場合は画質やクオリティを上げるためにSONYの「α7III」とPanasonic「GH-5」を購入するのがおすすめです。

ただ、いきなりオンライン配信を行うのもリスクですし、リアルタイムでの作業になるので接続の問題や配信されないなどの事故が起こりやすいです。

  • オンライン配信はできるんだけど当日不安
  • はじめてのオンライン配信でどうなるかわからない
  • 今よりクオリティを上げた配信を行いたい
  • 当日何かトラブルが起きた時のために対応できる人間がいてほしい

カメラを購入しても上記のような不安もあると思います。

弊社はそんな方達むけにこのようなプランを用意してありますのでお気軽にご相談してくださいませ。